先輩相手にクソみたいな送別会をやらかした

 

3月は多くの学生にとって、別れの季節である。

とりわけ最終学年の人間にとっては新しい場所への旅立ちとなる。

 

社会人も例外ではない。理由は様々あれど、職場での別れはある。

 

今日はそんな季節に追われた僕の話。

 

バイト先での送別会

 

前にも書いたように、僕はちょうど1年前まで塾でアルバイトをしていた。塾というのはどこも大体同じであろうが、大学1〜4年で99.9%が構成される。

 

僕たちの塾では、3月になると卒業する4年生への送別会を内々でやることが慣例であった。

仕切りをするのはその年の2年目である。去年でいうと僕の代だった。

 

 送別会と聞いてあなたは何を想像するだろうか。打ち上げと何か変わるのだろうか。と思うかもしれない。

 

大間違いである。

 

場所、時間、日程調整、出し物の班分け、会計、OBOGへの声がけ等々やらなくてはいけないことはたくさんある。

 

中でも卒業する先輩への手紙の準備、会場の選定、出し物の班分けの3つが地獄のように辛かった。

 

そんなに?と思うかもしれないが、先輩は何人も多かったし、会場は出し物ができるある程度のスペースが無いと死ぬし、出し物の班分けはただただ面倒くさい。

 

お前が幹事だよな?というプレッシャー

 

卒業する先輩とは同じ学年のクラスの違う科目を持っていて、確かに僕が1番関わりがあった。(同期の他のみんなは違う部署にいると思っていただきたい。)

 

しかし、そのせいで僕はあらゆる先輩から今年はお前が幹事だよな?という謎のプレッシャーを受けていました。

 

お世話になった先輩への感謝もありましたし、僕の負けず嫌いの性格ゆえ、

 

去年より良かったと言わせてやろう

 

という気持ちでした。やる気満々マン。

しかし、そのやる気は結局僕の首を締めることになります。

 

信用できない後輩

 

出し物の班分けは僕の頭を最大限に賑わせた。

僕の後輩に対する心象はハッキリ言って最悪で、『あいつらにやらせたらなにをしでかすか分からん。』 とまで思っていた。

 

通例だと、入社年次でわけるので僕の頭の中では【だめだ。入社年次で分けるわけにはいかん】となっていた。

 

ハッキリ言ってこれはいくらでも打開できた。僕が逐一誰かと連絡を取り合うなど、打開案はいくらでも思いつく。完全に僕の失態だ。

 

そのままズルズル問題を先延ばしにした結果、1週間前まで何も決まっていないぐらいの勢いだった。

 

去年を超えられないどころか。。。

 

会の内容はさておき、この送別会を振り返るには僕が食らったクレームをあげていけば十分である。

幹事である僕のところにはありとあらゆるクレームが実は来ていた。

この際だから公開しておこう。

 

クレームその1.『店が高い。』

 

すまーーーーーん!wwwwww知らねーよw悪かったな!www

といった感じだ。まあ、確かに割高だったけど、僕は同期に1ヶ月以上前に『いい店探しといてよ!出し物あるからスペースあるとこね!』とアナウンスした。

(その場では平謝りである。なにせ先輩からのクレームである。)

 

 

クレームその2.『後輩から手紙を貰いたかった』

 

通例卒業する先輩に手紙を送りその場で音読、号泣が、慣習としてうちの校舎に存在していた。

しかし、モチロン誰が誰に手紙を書くのかは1週間前、あるいは前日レベルで決定していた。

当時のLINEを振り返ると、

『誰々先輩いない!?じゃあ、○○でいっか!』

ほんとに感謝する気あるのか僕たちw

 

そしてその最中、僕はミスと思しきものを犯す。

その先輩と中学時代の同級生が一個下にいた(要は一浪)のだが、あろうことかその人に僕は手紙を依頼した。理由は前日に教室にいたから。

この理由でどれだけ僕が切羽詰まっていたのか察してほしい。

そして後々食らったクレームが表題である。

またしても僕は平謝りした。

 

クレームその3.『ゲストの先輩に金出させんじゃねぇ!』

 

もっともーwwwwwwww

ど正論オブど正論。(ちなみにこの正論は2017ど正論オブザイヤーを受賞した。)

 

みなさんも、ゲストの先輩に金を出させるなんてマネは死んでもやらないように。

 

他にも、スペシャルゲストのネタバレをするな(これは書いても分かりにくいので気になる人は僕に直接聞いてください)等愉快なクレームをくらいました。

 

すべて、この私の責任です。(陵南高校の田岡監督かよ。)この場を借りてもう一度お詫び申し上げます。

 

教訓

さて、教訓がいくつかあるので、今後追いコン等をする人に向けていくつか教訓を書いて終わります。

 

・幹事をやる人!キチンと周りを頼ろう。カッコつけて不快な思いをさせるより百倍マシ。今回だったら、一個上の先輩に頼ろう!失敗を事前に共有して防ごう!

・時間は2倍のバッファを見込みましょう。100%押します。

・人数把握は早めにやろうな!先に金を出させてキャンセルできないような状況にする!

・なにかをドッキリを仕掛ける時はキッチリね!誘導が効かないとスベり倒すぞ!

 

 

 

というわけで幹事とかいうクソゲーは2度とプレイしないとあの日を境に堅く心に誓いました。

 

以上

僕と塾講師

 

僕と塾講師

 

僕にとってこの時期は【受験シーズン】だ。受ける側も受けさせる側も経験した。

 

僕は去年中学受験生の国語を担当していたのだが、私立中学の入試クラスと、公立中学入試クラスの両方を教えていた。(あまり馴染みがないかもしれませんが、今は国公立の中高一貫校があって受験をするのです。)

 

どちらも簡単ではない。特に後者の公立中高一貫はここ数年で始まった新しい試みで、学費の安さ等が相まって倍率は10倍近いものになる。

 

システムや科目などもかなり違う(ここでは割愛するが、例えば公立中高一貫は一発勝負で滑り止めが受けられないのだ。)ので、必然的に僕の手は結構回らないでいた。

 

僕はどちらかというと公立中の方に力を入れていた。
なぜなら、私立中学の方は国語の先生が俺を含めて2人いたし、経験豊富な先輩方がいっぱいいたからだ。


しかもその先輩は全員4年目で、生徒を送ると同時に自分らも卒業という人たちだった。

僕は私立中学の指導をする中で
『あれ?これおかしくないか?』
と思うことはあってもあえて口出しはしなかった。なぜなら、先輩がやりたいようにやるのが正しいことだと思ったから。きっと、何か意図があるんだろう。だからひたすらサポートに徹した。

 

小テストが何枚かあれば、すべてやると授業の半分であるおよそ45分かかるものであっても、僕の授業時間を割いて行った。

 

どういう結果に終われど、その責任と成果は先輩が負うべきだと、そう判断した。

 

言い訳はいくらでもあった。
先輩方は4.5年生の時から彼らを指導していて信頼は厚い。およそ、ぽっと出の僕が生徒に何か言っただけで混乱させてしまうのではないか、という不安があった。
うまく信頼関係を構築することもできなかった。

 

答え合わせ

 

そしてこの時期が来る。ちょうど一年前だ。

 

この時期は【答え合わせ】のような期間だ。

今まで自分がやってきたことが正しかったかどうか。塾講師として試される。

 

今でも覚えている。無事、受かって喜んでいる横の教室では、僕らが指導した子と保護者が目の前で泣き崩れていた姿を覚えている。
『滑り止めも落ちちゃった』
『あんなに頑張ったのに』

 

今でも覚えている。僕らに生徒を託した上司や先輩たちの呆れた目を覚えている。
『あいつが○○中学??ありえないでしょ』
『今年の校舎は弱気だねぇ』

 

なんだこれ?
少し悩んだ。考えた。
しかし、もうどうでもよくなっていた。
僕は逃げの選択肢をとった。

 

『なんの権力もない俺はどうすれば良かったんですか?』

 

塾講師、やらないと


この話はもう少し続く。
中学受験の失敗を報告しにきた親子に
『まあ、公立中高一貫は難しいですから。この経験を活かして高校受験でリベンジしましょう!(受かるかは知らんけど。)こちらが資料で...』

 

嘘だと思うでしょ?
僕はいったんだ。今でも保護者のあの批難に満ちた目を忘れられない。
およそその目は『あなたは人間じゃない』と言いたげだった。

 

『確かに。そうだよ、俺は塾講師だ。』

 

塾講師は人間にはできない。
塾講師は神でなければならないと思う。
なぜなら、塾講師は教育者ではないから。

塾講師はビジネスマンなんだと思う。


だから、生徒の利益が会社の利益と衝突するような時は、生徒の利益よりも会社の利益を追求しなければならない。

それが塾講師の仕事、使命だから。というか、社員にもそうしろと言われましたからね。

悲しいけど、これが現実だと悟った。納得してしまった。
大人のエゴの犠牲になっていく生徒を見てはいられなかった。

 

僕は時たま思う。

 

『生徒の不合格は教師のエゴから生まれたものであっていいのだろうか?』

 

僕はいいわけないと思う。
それは『うちの子を合格させてください。』
ってお金を払ってくれた保護者の謀反に他ならない。

だから僕はこの矛盾に満ちた環境を脱したいと思った。

 

今でも振り返る。
あの選択は正しかったのか。
僕は正しかったと思う。

 

 

 

 

 

なぜなら、俺のせいで不幸になる生徒はもう生まれないのだから。

シャーロキアンのすすめ

 

みなさんこんばんは。

地上波では名探偵コナンの劇場版が放送されていますが、舞台はVRの19世紀ロンドン。

そう、シャーロックホームズの世界です。

 

コナンのファンはいてもホームズファン、すなわちシャーロキアンとは未だ出会ったことがないです。

僕は小学3年生の時に初めて読んで興奮しました。

 

そんなわけでそろそろ春休みの方などいると思いますので、少しでもシャーロックホームズに興味が湧いたら読んで欲しいと思いましてこのブログを書きました。

 

実はある理由でシャーロックホームズのシリーズは掲載順が時系列と完全に符合していないどころかめちゃくちゃなのです。

あと、メインストーリー的なものとそうでないものが多い。

 

多分ホームズがとっつきにくいのはこれらが大きな理由だと思います。

というわけで今日は時系列順にメインストーリーだけご紹介した後に、オススメの話をご紹介します。

 

緋色の研究

『はじめまして』ホームズはていねいにいって私の手を握ったが、その握りかたは言葉つきにもにず、いささか乱暴だと思われるほど強かった。

『あなたアフガニスタンへ行ってきましたね?』

 

記念すべき第1話にあたる本作は衝撃的な幕開けです。ワトスンはロンドンで賃貸を探しているところ、ちょうど同じく賃貸を探している人物を紹介されます。

しかし、話によるとその人物は変人とのことでワトスンは挨拶しに行きます。

初対面にも関わらず、ホームズは握手を交わしたのみでワトスンが退役軍医、それもアフガニスタンに行っていたことも見抜きます。

そんなホームズとの共同生活を送る中、奇妙なダイイングメッセージの依頼が来て、、?

 

最後の事件

 

『ワトスン、僕は公共の利益のためなら喜んで命を投げ出すよ』

って、もう最後の事件やないかーいwwwww

まあ、メインストーリーなのでそのあと最後の事件を読んでもらって構いません。

ちなみに最後の事件でホームズが死んだ、としたのはコナンドイルが本当はSF小説を書きたかったという理由からなのですが、そのころのロンドンは喪服を着る人や自殺をする人まで現れたそうです。本当かどうかは分かりませんがとんでもない衝撃だったのでしょう。

とにかく、この後コナンドイルはシャーロックシリーズの断筆を宣言します。

 

空き家の冒険

『ご紹介しましょう、この方が本件の真犯人です。』ホームズは現に殺人未遂を犯した犯人を指差してそう言った。

最後の事件からしばらくたち、ワトスンはある1つの銃殺事件に引かれます。不可能犯罪と思われるその犯行現場の近くへ好奇心で行ったワトスンはホームズならあっという間に事件を解くだろうに。と思いを馳せていると、たくさんの本を持った老人にぶつかってしまいます。丁寧に謝ったワトスンですが老人の機嫌をひどく損ねてしまい、そのまま帰ってしまいます。

しかし、ワトスンが帰るとその老人が訪ねてきて、、、??

シャーロックホームズの復活作(ネタバレ)w

 

最後の挨拶

『東の風が吹くね、、ワトスン??』

『そんな馬鹿な。今日は暖かいじゃないか。』

『ふふ、時代が移ろいでも、相変わらず君は変わらないな。東の風は必ず吹くよ。それも今までイギリスに吹いたことのない冷たい厳しい東の風がね。』

作品内時系列でいうと、正真正銘の最後の作品です。舞台は20世紀に突入し、第1次世界大戦が起こるところです。上の引用は事件の解決後、もう落ち着いて2人で話すことも無いだろう、と2人で話しているところです。

ホームズが開戦を示唆しているところにワトスンがその暗喩に気づかず、ホームズにからかわれる最後のシーンなのですが、僕はこのシーンがめちゃくちゃ好きです。

原作に忠実に訳すと、君はいつまでも定点だね、みたいなことを言っていた気がします。

他の作品を通しても、ワトスンは一般人、常識人役なわけですが、ホームズはそれをとてもありがたがっているというか、友人として大好きなわけです。それを感じられるシーンを最後にもちゃんと持ってくるあたり、ドイルも分かってますねwww

というわで、これでシリーズは終わりです。たった4作品見ればシャーロックホームズは終わりです。良かったら読んでみてください。

 

オススメのお話

  • 踊る人形

ホームズ作品の中でも典型的な暗号解読の話。ちなみに、作品の中で出てくる暗号はすでにファンの間では解読されていることでも有名。

 

  • ソア橋

トリックが面白いです。騙されたい方は是非。

めちゃくちゃ有名なトリックですがドイルが初めてと言われています。なんのトリックだか、ホームズより先に分かりますか?

 

  • ブルースパーティントン設計図

政府高官であるホームズのお兄さんが出てくる話。ホームズ自身、自分よりも兄の方が探偵として向いていると発言するほど有能な兄。そんな兄からの依頼とは?

 

  • 緑柱石の宝冠

僕がホームズ作品の中で結構気に入っている部類で元祖僕のブログタイトルでもあります。

不可能なものを消していって、そこに残ったもの、それがどんなに信じられないものだとしても、それが真実なんだよ。

コナンが言うことでも知られていて、よく名言集とかにまとまってますが、

あれホームズのパクリだから!!!wwwwww

 

すげぇこれが言いたかった。今日。

以上です。もし読んだ人がいれば感想など語り合いましょう。

 

 

 

試験期間感想戦②

 

【損害賠償】

 

いたって普通な出題だった。

使用者責任と、医療過誤についての選択。

 

医療過誤は結構難しいような気がするが、書くことが分かれば書きやすい部類かも、しれない。

 

使用者責任で書いた。書くこと多すぎて、試験用紙が足りなくなりかける。

 

なんとか50分で処理。

 

実質試験期間終了。

試験期間感想戦①

 

この時期である。卒業を、かけた仁義なき闘いの幕開け( ◠‿◠ )

 

【契約】

 

突如、改正法からは出さないよ?と手のひらを返した芦野教授であった。いったい何があったんだろう。純粋にすごく気になる。

 

そんなわけで年末に改正法を洗っておいたのだが全く無意味になる。混乱。

 

しかし、持ち込み一切不可、条文も配らない(これも変更点)とのことで、請負契約一点読みに。

一応それ以外も判例百選をちらっと洗っておいた。

また、請負契約には私見を書く欄もあったので、平成5年判決の可部裁判官の意見を丸パクリし暗記した。

 

結果としては最高裁平成5年判決が出た。読み通りである。

短答もなんなくこなし、前期のリベンジ達成である。たぶんS。

 

 

【中国法】

 

これだけ覚えとき?と言われたレジュメA41枚を死ぬ気で覚える。覚えすぎて脳が受け付けなくなっていた。

 

すごい薄い内容だったが書くことは大体書いたのでCぐらいは来ていてほしい。頼む。

 

とまあ、一番の山場も終了し、実質的な試験期間の終了である。

 

明日の損害賠償も頑張るしかねぇ。

試験考察①

2017年1月実施予定  月曜5限 刑法特講(内山教授) 秋学期テスト考察


1.前提
今秋のテストにおけるテスト範囲(内2つ出題)
⑴故意と事実の錯誤

⑵過失論

⑶未遂犯
・派生学説の批評も述べなければならない。
・前回のテストは2問とも最高裁判例の事例等であり、説明式の出題はなかった。
・問題文及び、関連条文は問題用紙(及び解答用紙)に記載。
2.予想
判例百選の学習をしているときに前版である第6版に内山教授の故意と事実の錯誤に関する論文が載っていることが判明した。
従って、片方は故意と事実の錯誤は押さえるべきと考えた。
3.事案
本件はいわゆる【たぬき・むじな事件】である。この事件に関しては判例百選Ⅰ第7版45事件(p92‐93)にあるので詳しい概要は省略する。
本事件は割と短い文章の事件であるため2題出題には適していることかつ、判決自体には学説に争いのないこと、有名な大審院事例であることを踏まえると内山教授の狙いである理論構成を問うにはもってこいの事例である。
ただし、事例型とはかぎらないこと、この事例とは限らないことを踏まえて以下内山教授がどこを重視しそうか、解説から読み取っていく。
4.理論構成
【故意を肯定するには「犯罪事実(少なくとも構成要件該当事実)の認識」が不可欠である。】という一文からスタートしている。これは教授が授業中に言っていたのでここは外せないポイントである。「故意責任の本質からいきなり語るのは院生にも見られる傾向がある」と言っていたので定義を示すのは大切だ。
次に【法律の錯誤か、事実の錯誤かの問題提起】である。これは厳格故意説、制限故意説、厳格責任説、制限責任説等分かれる。
本判決の理論構成は【事実の錯誤により、無罪】である。無罪に関しては争いがないのでここは維持すべき。有罪の理論構成をとるには厳格故意説に立って矛盾を乗り越えねばならない。
5.終わりに
以上ぐらいであろうか。これ以上分析することが実益に乏しい(GPAが高くなる以外無い)のでここまでとする。おそらく事例問題であれば上の4つの学説中1つを押さえて簡潔に書けば間違いなく単位は来るだろう。
GPA狙いの人はもう少し深い学習が必要かと。

 

これが万が一外れても僕は一切責任をとりません。あくまでも2/3のうちの一つとしてお勉強してください。

 

過失犯か未遂犯ちゃんとやるんだぞ!過失犯の方がオススメだぞ!お兄さんとの約束な!

 

以上

2017jリーグ振り返りと東アジア選手権の展望

 

こんばんは。今日はサッカーのお話です。

 

2017明治安田生命J1リーグ総括

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正直j2やj3にも触れたい。と思う気持ちもありますが、それ以上に今年のJ1は内容が濃かったように思える。

 

まずはなんといっても、川崎フロンターレ逆転優勝!

これに尽きる。多くのJリーグサポーターが、今年は鹿島で決まりだろう。

と口を揃えていた。僕もそのうちの1人だった。

今年のベストイレブンに鹿島の昌子、西が選ばれていることや、後述のE-1(東アジア選手権)の代表メンバーに鹿島のメンバーが多く選ばれていることからも見ても分かる通り今年の鹿島のパフォーマンスは見事だった。

 

しかし、それ以上にフロンターレの完成度は高かった。それを簡単に分かって頂けるツイートを見かけた。

 

今シーズン、フロンターレが勝利を収められなかったのは広州恒大ヴァンフォーレ甲府のみである。

 

川崎フロンターレと僕の推しチーム浦和レッズは対戦回数は多かったが、その度に強さを感じさせられることは多かった。

 

やはり風間前監督の攻撃的なサッカーに、鬼木監督の守備意識が上手く融合し、シナジーを生んだことは間違いないだろう。

 

特に素晴らしかった選手はやはり、小林悠である。

今シーズン、キャプテンに就任した小林は得点でチームを牽引した。

シーズン23ゴールは簡単には記録できない数だろう。

特にピンポイントでクロスに合わせるヘディングは技術の高さを伺わせていたと思う。

文句なく、今年の年間MVPだ。

 

さて。ルヴァンチャンピオン、C大阪についても言及したい。

 

尹晶煥監督は今年からC大阪に就任したが、もともとはサガン鳥栖を牽引していた監督である。

 

今でこそ、代表でもデュエルの重要性が解かれ、守備をしない選手は召集されなくなってしまった。

 

尹晶煥監督のサガン鳥栖時代はそれ以上だったと言える。

 

地獄のようなトレーニングを積んできたサガン鳥栖選手は80分以降も猛然と走り続けていたことは記憶に新しい。

 

そのサッカーはC大阪でも変わらなかった。

今の山口蛍が代表で活躍し続けていられるのも尹監督のおかげかも知れない。

 

勝戦ではソウザ選手が特に光っていた。

終了間際に独走で決めたゴールはまさに尹監督の思い通りだったのではないだろうか。

 

さて、自チーム(浦和)を振り返る。

 

と言ってもまだ早いかもしれない。何故なら我々はAFCアジアチャンピオンズリーグを制覇し、クラブワールドカップが控えているからである。一勝すれば、あのレアル・マドリードと戦えるのである。

自分の贔屓のチームが世界トップレベルのクラブと90分戦えるのはワクワクする

 

まあ、先の話は置いておいて、今シーズンリーグ戦は

イマイチ。

の一言であった。ペトロヴィッチ監督の退任もあって勝ちきれない試合も多かった。

そんな中でアジアを制覇できたのは非常に大きかった。その揺り戻しでリーグがお情けになってしまったのだが。

しかし、世界のトップクラブは三冠など平気でやってのける。

来年の浦和にはそういったことを期待したい。

そのためには、若手選手の躍動が不可欠である。

 

E-1(東アジア選手権)展望

 

東アジア選手権。国内組はロシアワールドカップ前、最後のアピールチャンス。また、前述のcwcが代表戦と被ったせいで浦和からの召集はなし。枠が若干広がる形となる。まずはメンバーを見てみよう。その後注目選手をピックアップしたい。

 

GK:

東口 順昭 / Masaaki Higashiguchi
ガンバ大阪

中村 航輔 / Kosuke Nakamura
柏レイソル

権田 修一 / Shuichi Gonda
サガン鳥栖

DF:

西 大伍 / Daigo Nishi
鹿島アントラーズ

初瀬 亮 / Ryo Hatsuse
ガンバ大阪

車屋 紳太郎 / Shintaro Kurumaya
川崎フロンターレ

山本 脩斗 / Shuto Yamamoto
鹿島アントラーズ

昌子 源 / Gen Shoji
鹿島アントラーズ

植田 直通 / Naomichi Ueda
鹿島アントラーズ

三浦 弦太 / Genta Miura
ガンバ大阪

谷口 彰悟 / Shogo Taniguchi
川崎フロンターレ

MF:

三竿 健斗 / Kento Misao
鹿島アントラーズ

今野 泰幸 / Yasuyuki Konno
ガンバ大阪

井手口 陽介 / Yosuke Ideguchi
ガンバ大阪

高萩 洋次郎/ Yojiro Takahagi
FC東京

清武 弘嗣 / Hiroshi Kiyotake
セレッソ大阪

大島 僚太 / Ryota Oshima
川崎フロンターレ

FW:

伊東 純也 / Junya Ito
柏レイソル

小林 悠 / Yu Kobayashi
川崎フロンターレ

倉田 秋 / Shu Kurata
ガンバ大阪

阿部 浩之 / Hiroyuki Abe
川崎フロンターレ

金崎 夢生 / Mu Kanazaki
鹿島アントラーズ

杉本 健勇 / Kenyu Sugimoto
セレッソ大阪

 

...正直普段代表戦しか見ない人は誰?ってなるメンバーが多いかも知れない。

そこで、僕が注目する選手を3人ほどピックアップしてご紹介していく。

 

GK:中村航輔

 

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シュートへの反応スピードはピカイチ。というか、現在の国内選手の中では最も優れている。

今シーズンベストイレブン選出も納得である。

是非リンク先のセーブ集をご覧になって頂きたい。

https://youtu.be/Pnksb-Vphd4

 

DF:西大伍

 

紹介したかったけど、怪我で代表辞退。無念。今一番代表で観たかった。なのでDFは名前だけ。

 

MF:三竿 健斗

 

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21歳のルーキー。今年鹿島を中盤から牽引していた選手。

特に中盤でのパスカットはピカイチで、井手口に勝るとも劣らない才能の持ち主。

今後、日本代表に定着していってほしい選手。

 

FW:伊藤純也

 

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国内最速ドリブラー 

https://youtu.be/T67fXVbVbqY

 

ドリブルの精度もよく、今季柏でも大活躍の同選手。

50mは5秒台。その瞬足で代表で輝いてほしいを

 

さて、本当に簡単にだが、注目選手を紹介させてもらった。

そんな日本代表次戦のスケジュールは

12/9(土)19:15〜(キックオフ)

vs.北朝鮮

是非チェックしよう!

 

ちなみに、その数時間後!

12/9(土)25:00〜浦和のcwc初戦!

 

がございます、これも地上波でご覧になれますので是非ご覧ください。

 

待っているのは最高の週末だ!!

 

 

以上。