天才塾講師が勤務2年間の内でたった1回だけ貰ったクレーム
こんばんは。秋が近づきお布団と仲良くなる季節がやってきました。
僕は冬が好きなのでこの冬に向かう季節は大好きです。
イルミネーションさえ無けりゃぁなァ!
(クソデカため息)
さて、今日は最近としては珍しく意識を高い考え事をしたので発表します。
塾講師生涯でたった一度だけ貰ったクレーム
僕が塾講師をやっていたのはこのブログで114514回触れらており、その時僕がとても優秀だったことも書かれています。
しかし、そんな僕も1度だけクレームを貰ったことがあります。しかも1年目の時ではなく、2年目の夏期講習の時です。
夏期講習というのは塾に通ったことがある人ならすぐに分かると思いますが、夏休みで学校が無いことを利用して、受験生であれば朝から晩まで、それも5日間ぶっ通しで勉強、なんてことが普通です。
僕も2年目は受験生のクラスを3つ持っていましたから、そのハードスケジュールの例外ではありませんでした。
しかし、この夏期講習期間、生徒は休みですが大学生たる大半の塾講師は『テスト期間』と重なってしまいます。流石にテストを欠席するわけにはいかないので、大学を優先しますが、先に述べたように、あのハードスケジュールでは必然的にテストと授業の時間が被ってしまい、僕が授業を担当する、ということができなくなってしまうのです。
そして悲劇は起こりました。
案の定どうしても夏期講習初日の1日目だけ授業を担当することができず、代講を出さざるをえませんでした。代講して頂く方はベテランでしたし、実力も問題の無い方だったと思いますし、代講自体もすんなり決まりました。
2日目、僕が元気よく出社すると、ある社員の方から
『馬場くん、○○さん家からクレーム来ちゃったよ』
と言われました。
『...は!?』
え、なんで?なんでなん?この時のことは今でも覚えています。そこの家のお母さんは他の家にも増して、受験に関心が高い親御さんで、色々な塾を検討してウチを選んでくれた方でした。(まあ、これも僕の体験授業がすごかったからなんですが、それはまた別の機会に。)
よって、僕はその家と密にコミュニケーションを取っていて、お母さんからの信頼もある程度勝ち取れていました。
そんな中でこの事件です。僕は頭をフル回転させて原因究明に走ります。ただし、全く思いつきません。
とりあえず僕は教室に向かい、生徒らに謝罪しました。
『昨日はごめん!どうしても用事があって、代講してもらっちゃったんだ!』
そして授業を終えた後全世界驚愕の速さでご自宅へ電話します。
『もしもし、馬場ですが...』
恐る恐るかけるとお母さんの口から真相が話されます。
『あ!馬場先生!ちょっと心配しましたよ!いきなり代講だなんて。息子が代講の先生だと分かりにくいって言ってて、困りましたよ!』
やっべーーーーー。そういうことか。
僕はどうしてこの事件が起きてしまったかやっと、分かりました。整理すると次のような事でしょう。
・前述の代講を生徒に伝えていなかった。(夏期講習のスケジュールが、出たのが直前だったため、生徒に伝える術がなかった)
・代講の講師の能力不足
前述のスケジュールに関しては僕の対応に間違いはなかったと記憶しています。夏期講習のスケジュールが出たその日には代講申請を出していたからです。これ以上早く対応するのは現実的には無理でしょう。
問題は後半です。ここに大きな問題があります。
バイトは代わりがきかなければならない
僕は所詮アルバイトです。アルバイトなんて所詮は代替性がありますし、なければなりません。なぜなら、アルバイトはいついなくなるか分からないし、こういった不足の事態もあるし、もっと酷い場合にはバックれ等も考えられるからです。さらにはコスト面から考えても同じ結論になります。
しかし、塾講師が代替性があるとどうなるか。
仕事がもらえません。
誰でもいいなら、あえてアルバイトである必要はありません。
代替性のあることを代替性のある者にやらせることにこそ、アルバイトの意義があります。
塾講師をアルバイトとして雇うということには本当の教育という面ではあまり適切ではないでしょう。
解決策としては、①塾講師は受け持った授業は絶対に休まないか、もしくは②代替性のあるクソつまらない授業をやるかのどちらかです。
あまりどちらも現実的ではないため、今後もこの問題は生じてしまうでしょう。
今回はアルバイトの非代替性が起こしてしまうジレンマについて紹介しました。
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以上