GW、ミステリーのススメ

 

はい、皆さんこんばんは。馬場です。

大学院修士課程だと思って入学したら、実は博士課程で飛び級してました、笑

 

はい、というわけで今日はGWスタートの前日ということでウキウキなそこのアナタに家でゆっくりと過ごしてもらう作戦を考えたのでご紹介していきます!!

 

僕のTLには疲れ切った社会人がいるので、外に遊ぶ気力もねーよ、って人にオススメです。

 

氷菓を読んでミステリーの世界に入門しよう


というわけで今回はズバリ『氷菓』という米澤穂信原作のミステリー小説をご紹介します。

 


京都アニメーションでアニメ化され、作中の『わたし、気になります!』というセリフが代表的です

 

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わたし、気になります!』


氷菓は最もミステリー入門に向いている


僕はミステリー小説が好きです。しかし、あまり人に勧めることはしません。なぜなら、1冊を読んだだけで良さを理解して没入する人はいないからです。読書というのは根気よく本と付き合わなければいけないのが辛い趣味です。

 


しかし、氷菓を読んで思いました。この作品はミステリー入門に最適だと。以下、その理由を述べていきます。


その1.映像化されている


前述の通り氷菓京都アニメーションにより映像化されています。さすがは京アニと言ったところで、アニメの演出も凝っておりその点でも楽しめます。本を読むのが辛いという人は、動画配信サービスで視聴して見ても良いでしょう。


その2.シリーズもの


そして、『氷菓』はいわゆる古典部シリーズとして、シリーズ化しており途中までアニメ化されています。氷菓の続編も読みやすく、長くお付き合いできるでしょう。


その3.古典ミステリーを現代に引き直している


最大のポイントはこれです。米澤氏は古典ミステリーでは有名なトリックを現代的なミステリーへと引き直すことによって、古典ミステリーをリファインしています。あとがきを読むと元ネタがどの原作から影響を、受けたのかわかるので他のミステリーへの最上の導線の役割を果たしています。

 

p.s.広瀬アリス主演で映画化されていますが、あれは駄作なので見ないでくださいなんでもします。

 

では、最後に記念すべき第1作である『氷菓』のあらすじを貼って終わりとします。

 

何事にも積極的に関わろうとしない「省エネ主義」を信条とする神山高校1年生の折木奉太郎は、姉・供恵からの勧めで古典部に入部する。しかし、古典部には同じ1年生の千反田えるも「一身上の都合」で入部していた。奉太郎とは腐れ縁の福部里志古典部の一員となり、活動目的が不明なまま古典部は復活する。そして、えるの強烈な好奇心を発端として、奉太郎は日常の中に潜む様々な謎を解き明かしていく。

ある日、奉太郎はえるから助けを求められる。それは、彼女が元古典部部長の伯父から幼少期に聞かされた、古典部に関わる話を思い出したいというものだった。奉太郎の幼馴染で里志に好意を持つ伊原摩耶花の入部後、古典部の文集『氷菓』がその手掛かりだと知った奉太郎は、仲間たちと共に、『氷菓』に秘められた33年前の真実に挑むことになる。(Wikipediaより引用)

 

"氷菓"その意味に気づいた時、きっとアナタはミステリーの虜になっているでしょう。

 

以上