イギリスでアラブ人に財布を盗まれたと思ったらインド人が神業で盗み返してくれた話
最近の悩みは、たまに喫茶店に入ると高確率で隣にヤバい奴が座ることです。 どうも、来月は5回目の入学式、馬場です。
人生初の海外旅行に行ってきた
はい、ということで本日は先日人生で初めての海外旅行に行ってきたので面白かった話をブログに載せていこうと思います。
また、僕自身の反省が多いので、今後間違えないためのソリューションをつけておきます。
第0話『知らない搭乗日』
皆さんは友達と遊ぶ約束をした時、忘れる方ですか?スマホにメモったりしますか?
僕はしません。
なぜならそんなに友達と遊ぶ機会がないので(こいつ友達おらんのか?)、忘れようがないからです。
しかし、これが悲劇を生みました。
今回は飯塚柊允(当時23才)←死んだみたいでウケる
と2人で旅行してきました。
そして僕は『ベーカーストリートにさえ行ければ文句は言うめぇ』と言って旅行の計画すべてを彼に放り投げました。
今思えばあれが間違いでした。
家族に見送られ、成田エクスプレスに乗ること1時間強。僕はウキウキしながら成田空港に到着しました。
(よし...!羽田空港と間違えなかったぞ!勝ったな!ガハハ!)
しかし、待ち合わせの時間になっても飯塚が来ません。
彼はこう言う大事な時は遅刻しない男です。
とりあえず電話します
馬『お前いつになったらくんの?』
飯『出発は明日ンゴねぇ、、、w』
やってしまった...!あろうことか初歩的ミス!
僕は搭乗日を一日間違えてしまったのです。
ソリューション:今度からは飯塚のリマインド機能を使う。
第1話『爆買い中国人、襲来』
慌てて母親に泣きつきます。
子『マズイ!出発日明日やった!やってもうた!』
母『草。宿探してあげるンゴねぇ』
そんなこんなで母親に泣きついて、空港近くの宿を確保。(お土産をめっちゃ買って帰った。)
ホテルについてチェックインを済ますとやはり、大量の人がいると思った(この時ちょうど夜19:00頃)。空港の近くではわりかし有名な方で、ホテルの内装も綺麗だった。
部屋へ向かうため、エレベーターホールの方へ向かうとさらに人でごった返していた。
なんとそこには100人は軽く超える中国人がいた。
直感でこれはヤバいと思った。現にこの後、ホテルの売店で夜ご飯を購入するのに2時間並んだ。
ソリューション:搭乗日を、間違えない。
(ホテルのベット。寝心地は○)
第1話『検査、笑われた向こうに』
そんなこんなで、翌日。成田空港観光を一日終えた僕は、ドヤ顔の飯塚を横に無事搭乗。経由地となる、カタール・ドーハへと向かった。
カタール航空を利用したがメニューが豊富で美味しかった。某アニメのせいで二択しかないのかと思っていたがメインメニューが2種類、和食が1種類の計3種類あってどれを頼もうか迷ったほどだ。
機内食とは思えん。小学校の給食より豪華かもしれない。
余談ではあるがToeicダブルスコアの飯塚のために逐一、こう言ってるよ、と言ったら『そんなん、言われなくても分かっとるわ。搭乗日間違えたくせにマウント取んなや』といっていた彼がメニューが読めずひたすらメインメニューを指差して『This one please.』と連呼していたのも書き留めておく。彼とCAやイギリス人との愉快なやり取りはもう少しあるのだが、これは割愛しておく。彼かから直接聞ける人は彼に尋ねてみてほしい。
ドーハに到着すると、飯塚が炭酸を買ってきてくれた。ドーハの7upはクソまずかった。
一口飲んですぐ捨てた。
さて、驚くことに経由地でも身体チェックはある。
僕は手荷物をトレーに入れてゲートを潜ろうとするといかつめのおっちゃんに止められる。
ポリスメン『ちょっとお兄さん!ベルト外してないとちゃいますの?』
馬『いや?そもそもつけてないが?』
あの時のポリスメンの呆れた顔は忘れられない。
そんなこんなで飛行機は無事、ヒースロー空港へと到着した。
ソリューション:ベルトを着けてなくも不自然でないような振る舞いをする。
第2話『お風呂ダイバー』
皆さんは普段入浴するだろうか?
これは風呂に入るか?という意味ではなく、湯船に浸かるかと言うことである。
僕は浸かる。しかも1時間は浸かる。
何より疲れが取れるのはこの長風呂である。
youtubeで動画を見ながら肩まで湯船に浸かる。特にこの寒い時期にはたまらないものである。
こと、これは旅行でも変わらない。
旅行となると、シャワーだけで済ませる者も多いと思うが、僕は違う。イギリス旅行2日目だったか。
僕は怪しげな赤い紐が天井から垂れ下がって湯船に浸かることがすごく気になっていた。まあ、あまり触らないようにしとこうと思ったが、おそらく湯船に浸かった際に触れてしまったのだろう。
飯塚が騒ぎ始めた。
飯『なんか警報なってんだけど、お前なんかした?』
しばらくするとどう見ても『メンインブラック』のウィル・スミスにしか見えないゴツめの警備員がまさにスーツを着てやってきた。
俺は素っ裸だったのでタオルだけ巻いて風呂の外に出た。しかし、何やら揉めている。様子を伺うと案の定というか、ウィル・スミスと飯塚がコミュニケーションを取れていなかった。
なんとか俺が間に入り、事態は終結した。
別にわざとじゃなかったのにこっぴどく怒られました。辛かった。
第3話『瞬間、財布、奪われて』
海外旅行と言えばスリに注意、とよく言われる。
H.I.Sの現地案内員も口酸っぱく言っていた。
僕は日本出国前にカードの入ったいつも使う財布は置いていって、100均の財布に少なめの現金を入れて後は飯塚のカードに頼ることにしていた。まさかとは思ったが、念には念を入れておいた。
旅行3日目あたり、僕は開けた道を歩いていると、アラブ系の2人組の男が不自然に体をぶつけてきた。
僕は財布をショルダーバックに入れ、後ろにやっていたので、すぐにヤバい!と思ってカバンを確認した。
財布は物の見事に無くなっていた。。。
幸い、前述の通り僕の財布には1ポンド(150円くらい)しか入っていなかったので僕は慌てることは無かったが、
『やべぇ!財布盗まれた!』
と飯塚と驚いていたところ、向こうからインド人らしき男が僕の財布を持って走ってくるではないか!
インド人『君の財布???無用心過ぎるよ!!!気をつけて!』
と言って彼は僕に財布を手渡すと颯爽と走り去って言った。
お前はどうやってその財布を盗み返したんだ?
と言い返したかったが、そんな隙は無かった。
かくして100均の財布は中身も無事で帰ってきた。
ソリューション:今度から海外旅行にはインド人を1人連れて行く
最終話『お土産を、母に』
かくして、僕らのイギリス旅行は無事?終わった。
またしても帰りの飛行機で飯塚がCAを困らせていたがここでは多くを書かないでおく。
ソリューション:英語圏以外はこれからは2人では行かない。
最後に、イギリスの風景をお楽しみください。
悲願のベーカーストリート。残念ながら椅子には座れなかった。。。
リヴァプールにて。中にはハンバーグとソース、野菜が入ったサンドイッチみたいになってた。イギリスは肉と果物とパンは美味かった。
決してなにもかもマズいというわけではないけど、偏食に耐えれる人でないと長期間はキツイかも?
スタンフォードブリッジにて。スタジアムグルメも堪能。この国も飲める炭酸はコーラしかないが、至る所でコーラが売ってて助かった。
ビックベン、バッキンガム宮殿、大英博物館。どれも楽しかった。
最後の晩餐。やはり肉は美味かった。
ソリューション:海外旅行は楽しい。
以上。