先輩相手にクソみたいな送別会をやらかした

 

3月は多くの学生にとって、別れの季節である。

とりわけ最終学年の人間にとっては新しい場所への旅立ちとなる。

 

社会人も例外ではない。理由は様々あれど、職場での別れはある。

 

今日はそんな季節に追われた僕の話。

 

バイト先での送別会

 

前にも書いたように、僕はちょうど1年前まで塾でアルバイトをしていた。塾というのはどこも大体同じであろうが、大学1〜4年で99.9%が構成される。

 

僕たちの塾では、3月になると卒業する4年生への送別会を内々でやることが慣例であった。

仕切りをするのはその年の2年目である。去年でいうと僕の代だった。

 

 送別会と聞いてあなたは何を想像するだろうか。打ち上げと何か変わるのだろうか。と思うかもしれない。

 

大間違いである。

 

場所、時間、日程調整、出し物の班分け、会計、OBOGへの声がけ等々やらなくてはいけないことはたくさんある。

 

中でも卒業する先輩への手紙の準備、会場の選定、出し物の班分けの3つが地獄のように辛かった。

 

そんなに?と思うかもしれないが、先輩は何人も多かったし、会場は出し物ができるある程度のスペースが無いと死ぬし、出し物の班分けはただただ面倒くさい。

 

お前が幹事だよな?というプレッシャー

 

卒業する先輩とは同じ学年のクラスの違う科目を持っていて、確かに僕が1番関わりがあった。(同期の他のみんなは違う部署にいると思っていただきたい。)

 

しかし、そのせいで僕はあらゆる先輩から今年はお前が幹事だよな?という謎のプレッシャーを受けていました。

 

お世話になった先輩への感謝もありましたし、僕の負けず嫌いの性格ゆえ、

 

去年より良かったと言わせてやろう

 

という気持ちでした。やる気満々マン。

しかし、そのやる気は結局僕の首を締めることになります。

 

信用できない後輩

 

出し物の班分けは僕の頭を最大限に賑わせた。

僕の後輩に対する心象はハッキリ言って最悪で、『あいつらにやらせたらなにをしでかすか分からん。』 とまで思っていた。

 

通例だと、入社年次でわけるので僕の頭の中では【だめだ。入社年次で分けるわけにはいかん】となっていた。

 

ハッキリ言ってこれはいくらでも打開できた。僕が逐一誰かと連絡を取り合うなど、打開案はいくらでも思いつく。完全に僕の失態だ。

 

そのままズルズル問題を先延ばしにした結果、1週間前まで何も決まっていないぐらいの勢いだった。

 

去年を超えられないどころか。。。

 

会の内容はさておき、この送別会を振り返るには僕が食らったクレームをあげていけば十分である。

幹事である僕のところにはありとあらゆるクレームが実は来ていた。

この際だから公開しておこう。

 

クレームその1.『店が高い。』

 

すまーーーーーん!wwwwww知らねーよw悪かったな!www

といった感じだ。まあ、確かに割高だったけど、僕は同期に1ヶ月以上前に『いい店探しといてよ!出し物あるからスペースあるとこね!』とアナウンスした。

(その場では平謝りである。なにせ先輩からのクレームである。)

 

 

クレームその2.『後輩から手紙を貰いたかった』

 

通例卒業する先輩に手紙を送りその場で音読、号泣が、慣習としてうちの校舎に存在していた。

しかし、モチロン誰が誰に手紙を書くのかは1週間前、あるいは前日レベルで決定していた。

当時のLINEを振り返ると、

『誰々先輩いない!?じゃあ、○○でいっか!』

ほんとに感謝する気あるのか僕たちw

 

そしてその最中、僕はミスと思しきものを犯す。

その先輩と中学時代の同級生が一個下にいた(要は一浪)のだが、あろうことかその人に僕は手紙を依頼した。理由は前日に教室にいたから。

この理由でどれだけ僕が切羽詰まっていたのか察してほしい。

そして後々食らったクレームが表題である。

またしても僕は平謝りした。

 

クレームその3.『ゲストの先輩に金出させんじゃねぇ!』

 

もっともーwwwwwwww

ど正論オブど正論。(ちなみにこの正論は2017ど正論オブザイヤーを受賞した。)

 

みなさんも、ゲストの先輩に金を出させるなんてマネは死んでもやらないように。

 

他にも、スペシャルゲストのネタバレをするな(これは書いても分かりにくいので気になる人は僕に直接聞いてください)等愉快なクレームをくらいました。

 

すべて、この私の責任です。(陵南高校の田岡監督かよ。)この場を借りてもう一度お詫び申し上げます。

 

教訓

さて、教訓がいくつかあるので、今後追いコン等をする人に向けていくつか教訓を書いて終わります。

 

・幹事をやる人!キチンと周りを頼ろう。カッコつけて不快な思いをさせるより百倍マシ。今回だったら、一個上の先輩に頼ろう!失敗を事前に共有して防ごう!

・時間は2倍のバッファを見込みましょう。100%押します。

・人数把握は早めにやろうな!先に金を出させてキャンセルできないような状況にする!

・なにかをドッキリを仕掛ける時はキッチリね!誘導が効かないとスベり倒すぞ!

 

 

 

というわけで幹事とかいうクソゲーは2度とプレイしないとあの日を境に堅く心に誓いました。

 

以上